Emotional Satisfaction
Layers shift quietly, forming shapes not yet seen.
MESSAGE Vol.4
「さまよえる心」
91.7.25発売。 監督・脚本・絵コンテ:池田成/作画監督:塩山紀生
当時定価 \3900
■■ストーリー■■
新都心ビルの中、新たな光輪の兜を手に何かに思いを馳せるすずなぎ。「その鎧はお前の心が作り上げたのだ。」すずなぎの結界を破り、突如現れた征士。すずばぎは驚き、咄嗟に兜を投げつけるが、征士はそれを受け止める。
「何をお探しか?過去の自分に押し潰された負け犬、暗闇の未来に打ちのめされた弱虫、理想を真実と取り違えたお人よし、ここにはそんな物しかありませんが」
「さまよえる心、その心が私を呼んだ」
「少しは分かっているつもりだ。理解されぬ孤独も・・・」「だから輝煌帝は必要。この世から全ての哀しみを消し去るために・・・!」
すずなぎの過去の記憶・・・江戸末期、すずなぎの両親が上演した舞台。征士はそこにある光輪の鎧の奥からその映像を見せられる。
にぎやかな舞台。幼いすずなぎと優しい母、明るい劇団員達。しかし突然、幕府の黒船の総攻撃が仕掛けられた。
爆発と炎に包まれる舞台小屋と人々。すずなぎの母親は炎の中で我が子を必死に庇うが・・・。すずなぎの父親は鎧武者の演舞が「幕府に深く反抗するもの」として断罪される。すずなぎの周りの全てのもの、彼女自身までも全てが消し去られた・・・。
征士はあまりの哀しみ、怒りに我を忘れ、刀を手にすると幕府の黒船を鎧の力で両断する。「あなたは今、妖邪となりました。でも誰もあなたを咎められません。あなたにも咎めさせません」
・・・元の新都心ビル。「だから鎧が必要なのだ。さあ、さっさとその鎧をお付け!!」すずなぎは涙を流しながら光輪の兜を征士に押し付け詰め寄る。征士の身体を優しいオーラが包み込む。征士は兜を高く掲げ叫ぶ。「武装ー!」すずなぎは驚きそれを止めようと征士にすがる。征士は穏やかな顔ですずなぎの肩を抱くと光に包まれその姿を消した。そしてそこには新たな光輪の鎧が。すずなぎは泣き崩れる・・・。
■■解説■■
回想ナレーションはすずなぎ。と言っても生前の頃のような穏やかなすずなぎが季節や自然、動物などについて語っています。
●「輝煌帝の事は話していないのか?」「当麻が話していたか」当麻が何を話した?→ラポートでも何も触れられていなので不明です。1巻で当麻が輝煌帝について話した事と言えば、ナレーション部分ですが「輝煌帝には心がない」「目的はただ一つ、戦い、破壊、そしてその結末。何も生み出す事のない無・・・」輝煌帝については、全てを消し去るというような事しか言っていません。
征士は輝煌帝は全てを消し去るのをわかっているのか?という事を言いたかったのでしょうか??しかし、それなら3巻で秀も言っている事なので、ここで征士にも同じ事を言わせるかという疑問も・・・。どういう意味なんでしょう??
●なぜ舞台小屋は攻撃、断罪された?→当時の幕府はキリスト教を始めとする異端の宗教を禁じていました。すずなぎの格好からもわかりますが、彼らはキリシタンでした。
そして、舞台の内容。将来、鎧の戦いが起こる時、人の心が邪悪からこの世を救うであろうという世紀末救世主の話。
これが幕府を否定する内容と取られました。幕府は当時、イギリスから購入した黒船まで投入し彼らを討ちました。時は尊皇攘夷に揺れている時代でした。
●なぜ征士は自ら武装した?そして、なぜすずなぎは泣いた?→幻影とは言え力に対し力で対抗してしまった征士をすずなぎは責めます。そしてだからこそこの世の曲がった力を全て消すために輝煌帝が必要だと自分を正当化します。
征士はすずなぎの哀しみを理解しました。彼女の心がもう後戻り出来ない所まで来てしまった事も(泣きながら征士に兜を押し付けたのはそんな理由から??)。敢えて自ら武装したのは、それを行動で示すためだったのではないかと思います。すずなぎから恨みの心を消せた事で、自分の役目は果たしたと思ったのかもしれません。何より、後を託せる仲間がいるからこその行動でしょう。
すずなぎは両親が死に、自分も死んでからずっと一人でした。そんな自分を始めて理解してくれた人が現れました。自分を理解してくれる人がいるのなら、もう輝煌帝を呼び出す必要はない。しかし、その人が自分のために封印されようとしているため、それを止めようとしました。
すずなぎの作った鎧とは言え、すずなぎ自身でも封印されてしまったらどうにも出来なかったようです。初めて自分を理解してくれる人が現れた事、しかしその人が自分のために封印されてしまった・・・だからすずなぎは泣き崩れました。
■■当時の感想■■
当時はすずなぎのナレーションを聞いていて再び怒りが・・・怨念を持つすずなぎではなく、穏やかなずずなぎが季節などについて長々長々(約10分!)と喋っています・・・TVシリーズのトルーパーの戦いの映像に乗せて・・・。
今まではトルーパー達が過去の戦いを振り返るから、編集シーンに乗せて喋るのはまだわかりました。しかしこの回は映像と喋りに全く何の関係もない!!
穏やかなすずなぎに喋らせたいなら、生前の映像を新たに作るべきだと思いました。こういう作りにすると決めたのなら、なぜそこまで拘らないのか?結局、編集シーン使えれば喋りは何でもいいのか、これでは手抜き、節約と思われても仕方ないのでは?と思ってしまいます。
小林プロデューサーの話では、「トルーパー1人1人に語らせているだけでは飽きがきてしますので、視点を変えてすずなぎに語らせてみようという意味合いなんです」
・・・という程度の理由でした。あんなに長く語らせるから飽きがくるのでは?飽きがくると分かっているのなら語りをなくせばいいのに、なぜ語りがあるのが前提なのか!?
・・・と当時は怒りました。まあ今も、遼の語りがないのに、すずなぎのこんな関係ない喋りがある事に納得いってませんが・・・。
余談ですが、処刑されるすずなぎの父親は「らんま1/2」の天道早雲(あかねの父)に似てますねw 偶然ですが早雲さんの声はトルーパーTV版ナレーションの大林隆介さんでした。
2025年1月発売(ゼンチネルストアにて受注販売)。19800円(税込)。
武装と可動を両立した「超弾可動 サムライトルーパー」シリーズより、初の敵キャラ(後半味方になりますが)、四魔将の第1弾とし
雑誌アニメVより、新シリーズ・メッセージ制作を
報じた期待膨らむ当時の記事記事では小林プロデューサーが、いろいろ期待させる事を語っています。
「ネオ・ステージ」は「いつも新しいものを作りたい」というス
MESSAGE Vol.5
「訪れた真実」
91.8.23発売。 監督・脚本・絵コンテ:池田成/作画監督:塩山紀生
当時定価 \3900
■■ストーリー■■
眠りにつくすずなぎは自らに心の在処を問
MESSAGE Vol.4
「さまよえる心」
91.7.25発売。 監督・脚本・絵コンテ:池田成/作画監督:塩山紀生
当時定価 \3900
■■ストーリー■■
新都心ビルの中、新たな光輪の兜を手に

Emotional Satisfaction
Layers shift quietly, forming shapes not yet seen.